• ホーム
  • プラセンタの効果と注意点について

プラセンタの効果と注意点について

「プラセンタ」は「胎盤」そのものを意味する言葉ですが、出産するまで妊娠を維持して胎児の成長を支える役割を持つこの臓器には、命をはぐくむ幅広い能力が備わっていることがわかっています。
そのためプラセンタ成分を含む医薬品やサプリメントには、免疫力や基礎体力を向上させる働きや、肌に悪影響を与える活性酸素を除去し傷ついた細胞を回復するアンチエイジング効果があります。
ほかにもホルモンを整える働きなど数十にも及ぶ良い効果があるといわれているのです。
特に注射薬はヒト由来のプラセンタ成分を用いた厚生労働省認可の医療用医薬品であるため、何段階にも及ぶ試験や治験を重ねて認められた効果に期待することができます。
肝臓が悪い人や母乳の分泌に問題がある人、更年期障害に悩まされている人などに医師によって用いられてきました。
免疫力の低下は万病のもとともいえるので、病気ばかりでなく健康維持のための成分としてもプラセンタは万能に思えます。
その一方で現時点では取り除くことが出来ていない危険因子が存在しているかもしれず、注意点として危険性が全くないとはいいきれないのも事実です。
製造過程で起こりうる感染症リスクがその1例といえるでしょう。
そのためプラセンタ注射を打つときには、同意書を書くことになっています。
同じようにプラセンタは肌をイキイキとさせるアンチエイジング効果や白くする効果もあるといわれているため、美容目的にも広く注射やサプリメント、化粧品として用いられています。
製造基準が製造会社によって違うサプリメントや化粧品に関しては、製品について成分を調べるなど安全性を確かめることも大切です。
プラセンタ注射に使われているのはヒト由来のプラセンタ成分ですが、多くのサプリメントや化粧品で現在使われているのは豚や馬などのプラセンタです。
また牛が使われなくなってから輸入された羊プラセンタが使われるようにもなっています。
由来とされている動物の安全性や製造過程で、どのような安全対策がなされているのかを確かめつつプラセンタの素晴らしい力を実感しましょう。

プラセンタ注射を打つと献血はできない

日本赤十字社では輸血を受ける人のリスクを回避するために、プラセンタ注射を打ったことのある人の献血を当面受け入れない方針を定めています。
これは平成18年10月10日から始まったことで、プラセンタ注射にはvCJDという病気に対するリスクがあるかもしれないと考えられているからです。
vCJDとはどんな病気でしょうか。
クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)という病気の1つで、BSEに感染している牛の特定危険部位を食べたりvCJDに感染している人の血液を輸血したりしたことが原因で発症するといわれています。
発症率も極めて稀ですし不明な点も多く、現在さらに詳しい調査や研究の結果が待たれている病気です。
また、日本でも以前にBSE感染牛が輸入され、内臓や脳などの特定部位を食べた場合のリスクが報道されて大騒ぎとなったのを記憶している人も多いのではないでしょうか。
この点で、プラセンタ注射はヒト由来の臓器から造られているヒト胎盤エキス注射です。
vCJDという病気に対するリスクがないとは言い切れないということで当面の措置としてプラセンタ注射経験のある人の献血は受け入れないことになりました。
具体的に対象プラセンタ注射として挙げられている注射薬はメルモスンとラエンネックです。
メルモスンは更年期障害や乳汁分泌不全に用いられる薬でラエンネックは慢性疾患における肝機能の改善に用いられる薬となっています。
これらの注射以外にもプラセンタ注射を打った覚えのある人は相談するよう促されています。
注意点として美容目的で用いられることも多くなってきたので、自分が使用した注射が対象となる注射なのかどうか疑問に思う人もいるかもしれませんが、相談してみることは大切です。
ちなみにプラセンタのサプリメントについては対象外となっています。

関連記事